沖縄の誇りであり象徴であった首里城が焼失して3年。県民の心の傷も癒えぬまま、新型コロナウイルス感染症拡大により沖縄の元気が取り戻せていない状況が今も続いています。
シンボルの復興を願う気持ちを、沖縄の元気に変えていこう―――2019年、そうした主旨のもと、県内をリードする大手企業15社共催(オリオンビール/沖縄ヤマト運輸/沖縄セルラー/琉球銀行/沖縄銀行/沖縄海邦銀行/大同火災/オキハム/JAグループ沖縄/琉球海運/琉球通運/光文堂コミュニケーションズ/瑞泉酒造/瑞穂酒造/識名酒造)による『首里城 うむいの燈プロジェクト』を立ち上げました。
首里城正殿着工に伴い「木曳式」が行われるこの秋、『首里城 うむいの燈プロジェクト』も2年ぶりに、首里城へ希望の燈を届ける「ランタンウォーク」を開催しました。幻想的なランタンの燈とともに、沖縄を明るく灯し、元気と勇気を与えるウォーキングイベントには、参加定員500名のところ、約4000名の募集があり、県内外で大きな話題となりました。今後、アドスタッフ博報堂として「ランタンウォーク」を、沖縄における秋の一大ウォーキングイベントへと育てていく予定です。