宮城県はメタボ該当者及び予備群の割合が全国ワースト2位。細かくひも解くと、食塩摂取量が多い、歩数が少ない、喫煙率が高いなどの健康に関する諸問題を抱えており、これら一つ一つは最終的にメタボへつながるもの。改善しなければ宮城県が全国ワースト1位になってしまう、まさに由々しき事態。
本事業にて、働き盛りの世代を中心に「健康づくり=忍耐」といった一般的なイメージを払拭し、宮城県民が楽しみながら健康づくりができるよう機運を高める事を目指しました。 これまで宮城県が発信してきた「減塩!あと3g」「歩こう!あと15分」「めざせ!受動喫煙ゼロ」に「めざせ!むし歯・歯周病ゼロ」を加え、「健康3.15.0(サイコー)宣言」が生まれました。
また、ポスター、WEBサイトのビジュアルに伊達武将隊を起用したのは、伊達政宗公は「健康オタク」だったという史実から。宮城県の象徴である偉人を、県民の健康の象徴として起用。戦国時代を意識し、政宗公が現代の宮城県民に対して、健康に対するレクチャーを行う口調で書かれています。健康に対するシリアスで堅いイメージを払拭するような、遊び心あるクリエイティブとなりました。